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2010年9月

2010年9月25日 (土)

ピアニスト、マリノ・フォルメンティ MARINO FORMENTI

質問1.生年月日と出身地を教えて下さい。

質問2.兄弟姉妹は?

質問3.近親者にプロの音楽家はいますか?

質問4.何歳の時にどのような楽器を始めましたか?

質問5.少年の頃の趣味を教えて下さい。

質問6.現在の趣味を教えて下さい。

質問7.12歳の時、好きだった科目は?

質問8.12歳の時、嫌いだった科目は?

質問9.もし現在音楽家でなかったとしたらどんな職業についていましたか?

質問10.最も好きな作曲家を3人挙げて下さい。

質問11.最も好きな作品を3曲(5曲でも10曲でも)挙げて下さい。

質問12.貴方の楽器の演奏家で最も好きな3名を挙げて下さい。

質問13.最も好きな指揮者を3名挙げて下さい。

質問14.最も好きなオペラを3つ挙げて下さい。

質問15.最も好きな料理を品挙げて下さい。

質問16.ウィーンの街で最も好きな場所を3つ挙げて下さい。

質問17.この夏の休みは?

質問18.どんなスポーツが好きですか?

質問19.どんな車を運転していますか?

質問20.家族構成を教えて下さい。

Fc_1851 マリノ・フォルメンティ(ウィーン・フーゴ・ヴォルフ三重奏団リーダー、ピアニスト、指揮者)

答1.1965年10月9日、ミラノ、イタリア

*私は自分の育った環境に全く同化することができず、まるで自分は異星人のように感じたものだった。というのも故郷北イタリアの人々は、とにかくお金儲けと美食に固執しているのに対して、自分はただただ音楽をしたい。そのためにだけのお金と食事があれば良いと考えていたから。

答2.姉1 *心理学者、私のせいでこの職業を選んでなければ良いのですが。

答3.音楽家はいません。*私の両親は絵画、写真、スポーツのような活動を私にやらせようとしましたが、私は遊び道具の置いてあったわが家の地下室にこもって、古いキーボードをずっと弾いていました。

答4.8歳半でピアノ *しばらくすると両親は私がいつもキーボードで遊んでいるのに気付き、自分達も音楽が大好きだったので、とても喜びました。それで私をピアノの先生のところに連れて行ったのです。

答5.音楽

答6.建築、絵画、詩、演劇、映画、すき焼き、ヴーヴ・クリコ、ベネデッティ・ミケランジェリ、ドラえもん

答7.音楽

答8.体育

答9.映画関連の仕事か演劇俳優

答10.残念ながら3333名ほど好きな作曲家がいます!

答11.残念ながら3510曲程度ありますので・・・

答12.グールド、リヒテル、エドウィン・フィッシャー、ギーゼキング     *4名挙げましたが、私はイタリア人です。ルールを守るのは苦手です。

答13.フルトヴェングラー、クライバー *質問12とあわせてちゃんと6名にしましたよ!

答14.ドン・ジョヴァンニ、アッシジの聖フランチェスコ、ヴォツェック

答15.すき焼き、仔牛肉のツナソース(Vitello tonnato)、鰻の蒲焼

答16.自宅のピアノのある場所、自宅のベッド、イタリアンレストラン「イルマーレ」

答17.今年の夏は北ヨーロッパを楽しみます。ベルリンからコペンハーゲン、オスロと北上し更に北に進み白夜を見るつもりです。

答18.可能なかぎりフライドポテトを早く食べること、スキー

答19.あらゆる種類のタクシー、時にリムジン

答20.父は写真家でジャズを愛していました。母はエネルギーと情熱の塊のような女性です。姉はミラノ大学の心理学科の教授で、多くの著書や論文を発表して来ました。スタンフォード大学やジュネーブ、チリ等、多くの大学でも教鞭をとっています。歌を歌いますが恐ろしいほどひどい声をしています。

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2010年9月24日 (金)

音楽家たち-ウィーンから日本へ

2008wien_0074_3 ウィーン・フーゴ・ヴォルフ三重奏団の来日までちょうど2週間。ピアニスト、マリノ・フォルメンティ、ヴァイオリニスト、ダニエル・ゲーデそしてチェリスト、ラファエル・フリダーの3名は、日本各地で演奏するプログラムの最終調整を終え、日本の旧友達と再会する日を待ち望んでいます。今回の来日に際しウィーン・フーゴ・ヴォルフ三重奏団が特に親しい友人達に宛てたメッセージの一部を紹介します。

私たちの人生というものは、時に困難にぶつかることもあり、誰もが何かしらの問題や悩みを抱えているものです。一方で、人生を美しく素晴らしいものにしてくれる何か大切なものを、誰もが与えられています。愛情と友情、このふたつは、人生において最も大切なものであると信じています。そして、音楽とは愛情を伝える最高の手段であり、言語や国籍を超えて人の心に訴えることのできるその力は、人々の悲しみや苦闘、そして争いに対してさえも、最高の薬となるのではないでしょうか。今年の演奏会のために、私たちは情感にあふれ、彩り豊かなプログラムをご用意いたしました。私たちと同じように、皆様にもこれらの音楽に愛着を感じていただければ幸いです。 マリノ・フォルメンティ、ウィーン・フーゴ・ヴォルフ三重奏団 (一部抜粋)

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2010年9月17日 (金)

プログラムは?

1_2 ■ショスタコーヴィチ ピアノ三重奏曲 第1番 ハ短調 作品8

■シューマン ピアノ三重奏曲 第1番 二短調 作品63
■ドヴォルジャーク ピアノ三重奏曲 第4番 ホ短調 「ドゥムキー」作品90

(珠玉の小品集)

■モーツァルト 幻想曲 ニ短調k. 397

■カサド 愛の言葉
■コルンゴルト 庭の風景

■グリーグ ノルウェー舞曲

■フォーレ パヴァーヌ

■ブラームス ハンガリー舞曲 第8番 イ短調

■ボロディン イゴーリ公よりポロヴェツ人の踊り
■ブラームス ハンガリー舞曲 第6番 ニ短調
■日本の歌より 五木の子守唄
■チャイコフスキー 花のワルツ

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2010年9月13日 (月)

ヴァイオリン奏者とチェロ奏者は・・・

Dsc_1282ダニエル・ゲーデ ( Prof. Daniel Gaede ) ヴァイオリン(前ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団コンサートマスター)

1966年にドイツ、ハンブルクに生まれる。6才よりヴァイオリンを始め83年ドイツ国内コンクール1等賞及びロンドンにおけるカール・フレッシュ国際コンクール優勝。1986年にはクラウディオ・アバドの主宰するEUユースオーケストラ、コンサート・マスターに就任、世界的な演奏活動を展開し1992年にはカーネギーホールにデビュー、ソリストとしてロイヤル・アルバート・ホール、バービカン・ホール、ウィーン楽友会館ホールで演奏、ウィーン・フィル、フィルハーモニア管弦楽団を初めとする著名オーケストラと共演する。室内楽奏者としてはゲーデ家の3兄弟でゲーデ・トリオを結成し現代音楽を含んだ多彩な演奏活動を展開し欧米及び日本でのTVラジオ出演多数。ドイツ・グラムフォン、ラルゴ等のレーベルよりCDをリリース。1991年より94年までベルリン芸術大学で教鞭をとり2000年以降はニュルンベルク音楽大学ヴァイオリン科主任教授の要職にある。1994年から2000年までウィーン・フィルハーモニー管弦楽団及びウィーン国立歌劇場管弦楽団でコンサート・マスターを務めた。わが国での演奏会出演も数多く、毎年、霧島国際音楽祭、軽井沢音楽祭及び芦ノ湖音楽祭に招かれ、多彩なコンサート活動の傍ら積極的に後進の指導にあたっている。

■ラファエル・フリーダー(Raphael Flieder) チェロ(ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団団員)

1962年2月13日ウィーンに生まれる。ウィーン音楽院にてリヒャルト・マツシュカに師事の後ジュネーブにてピエール・フルニエのもとで学ぶ。同時にベルリン・フィルハーモニー・オーケストラ・アカデミーでも研鑽を積む。1979年ジュネーブ国際音楽コンクールにて第3位入賞を果たす。1985年にはウィーンの名門オーケストラ、トンキュンストラー管弦楽団の首席チェロ奏者となる。1990年にウィーン・フィルハーモニー管弦楽団及びウィーン国立歌劇場管弦楽団団員となる。1991年より2001年までゲアハルト・イベラー(現ウィーン・ムジークフェライン弦楽四重奏団チェロ奏者)の後任としてウィーン・ザイフェルト弦楽四重奏団、2004年から2006年までウィーン・アルカディア・ピアノ四重奏団でチェロ奏者を務めた。現在ウィーン・フーゴ・ヴォルフ三重奏団及びアリスタ・トリオのチェリストとして日米欧で数多くの演奏会で活躍している。

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巨匠マリノ・フォルメンティ!

マリノ・フォルメンティ(Marino Formenti) ピアノ

北イタリアのミラノに生まれる。ミラノ音楽院にてピアノ及び指揮法と作曲を学んだ後、ウィーンに移り、オレッグ・マイセンベルクとユヴォス・ラジョビックに師事しピアノと指揮にさらに研鑚を重ねる。ピアニストとしてザルツブルグ音楽祭、シュレスヴィヒ・ホルシュタイン音楽祭、ウィーン国立歌劇場、ウィーンコンツェルトハウス、ウィーン音楽週間、サントリーホール、チャイコフスキー音楽院、サンクトペテルスブルク管弦楽団、ロスアンジェルスのLACMA等で演奏する。指揮者のインゴ・メツマッハー、シルヴァン・カンブルリング、ハンス・ゼンダーらと共に演奏活動を行う。またロッケンハウス音楽祭にギドン・クレメルと共にソリスト及び指揮者として出演し絶賛を博す一方現代音楽にも精通し、G・クルターク、Fツェーハ、H・ラッハマン、S・ブゾッティらの作曲家と共に活動する。2004年にはクリーブランド交響楽団(指揮:フランツ・ウェザー=メスト)に招かれ、オルガ・ニューワースのピアノ協奏曲を演奏、またソリストとしての活動はもとよりアンサンブル・クラングフォーラム・ウィーンのメンバーとして室内楽にも積極的に取り組んでいる。ここ数年の欧米における活躍は特筆すべきもので2007年3月にはザルツブルクのモーツァルテウム大ホールでノーノとシューベルトの作品を演奏、4月には有名なサンフランシスコ・パフォーマンスにラン・ランやスーザン・グラハムらとともに初めて招待され3回のピアノ・リサイタルを行い、5月にはウィーン音楽祭でヤナーチェクのピアノ協奏曲を演奏。6月に行われた日本各地での初リサイタルも圧倒的な成功を収めた。そして11月にはルツェルン音楽祭でのソロ・デビュー、2008年1月にはロスアンジェルス管弦楽団(指揮:エサ=ペッカ・サロネン)に客演し、メシアンの難曲「峡谷から星たちへ」を演奏、満員の聴衆から絶賛を浴び9回のカーテンコールに応えた。また同年6月、巨匠リッカルド・ムーティーに招かれムーティーの主催するラヴェンナ音楽祭にピアニスト兼指揮者として出演した。11月にはケント・ナガノ指揮ミュンヘン・フィルハーモニーと共演。2009年に現代音楽に対する貢献を称えフォルベルク・シュナイダー財団よりベルモント賞を贈られる。10月指揮者としてミラノ・スカラ座、パリ及びローマにデビュー、共演者は世界最高のピアニスト、マウリッツォ・ポリーニ。11月にはグスタヴォ・デュダメル指揮、ロスアンジェルス・フィルハーモニー管弦楽団と3日間にわたり共演し絶賛を博した。

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ウィーン・フーゴ・ヴォルフ三重奏団の紹介です。

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ウィーン・フーゴ・ヴォルフ三重奏団

2004年にウィーン・アルカディア・ピアノ四重奏団の一員として、日本で共演する機会を持ったマリノ・フォルメンティ、ダニエル・ゲーデ及びラファエル・フリーダーの3名の音楽家は、互いの音楽に対する真摯な姿勢に強く共感し2007年1月ピアノ三重奏団を結成した。ソリストとして欧米を中心に目覚しい活躍を続けるピアニスト、マリノ・フォルメンティ、名ヴァイオリニストとしてわが国でも著名な前ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団コンサートマスター、ダニエル・ゲーデ、ウィーン・フィルでチェロの貴公子と呼ばれ、その美音を誇るチェロ奏者ラファエル・フリーダーの3名が紡ぎだす名曲の数々はわが国の音楽愛好家の心を捉えてやまないであろう。

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ウィーン・フーゴ・ヴォルフ三重奏団が来日します。

Dsc_1234 ウィーン・フーゴ・ヴォルフ三重奏団2010年日本ツアー

 ウィーン・フーゴ・ヴォルフ三重奏団は来る10月6日より11月7日までの日程で待望の日本ツアー(10月25日以降はウィーン・フーゴ・ヴォルフ・デュオ)を行います。圧倒的な名演を繰り広げた2008年のツアー以降、特にピアニスト、マリノ・フォルメンティの欧米での人気は凄まじく、各国の主要音楽祭出演や著名オーケストラへの客演と、まさに席の温まる暇もない状態が続いていました。このような状況下でも多くの古い友人達の待つ日本公演への彼の情熱と、他の2名のメンバーと共有する音楽的共感から、今年もツアーが実現しました。さらにやはり驚異的なピアニズムを披露し深い感動を残した2009年ソロ・コンサートツアーの再演(2011年6月中旬来日)も決定しました。

 ウィーン・フーゴ・ヴォルフ三重奏団の今年の演目は、フレンドシップ・コンサートの会員から希望の多かった大曲ドヴォルジャーク「ドゥムキー」、ショスタコーヴィチ第1番、そしてシューマン第1番が選ばれました。また小品には馴染み深い作品に混じってコルンゴルト、カサド、フォーレ等が演奏されます。日本の曲は五木の子守唄とお江戸日本橋が予定されていますが、フォルメンティがどのような編曲をするのか注目されます。ウィーン・フーゴ・ヴォルフ・デュオはダニエル・ゲーデが最も好きなブラームスの名曲、

ヴァイオリン・ソナタ「雨の歌」がモーツァルトやドヴォルジャークの作品と共に取り上げられ、フォルメンティは独奏曲としてモーツァルト「幻想曲」を用意しました。

 どうぞご期待下さい。

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