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2011年8月 1日 (月)

ブレゲンツ滞在中のマリノ・フォルメンティより便りが来ました!

2011年の私の活動におけるハイライトは間違いなく「クルタークの亡霊」を演奏した29日のロンドン、ウィグモアホール・デビューでした。演奏会場での大成功と、おそらくはそれを告げるテレグラフ紙の批評のおかげで、私は2013年に再度リサイタルを依頼され、2014年にはArtist's Residencyで、2回のリサイタルと指揮者としてオーケストラを振ることを頼まれました。

次に3月に行われたニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団との初共演は巨匠エサ・ペッカ・サロネンの指揮でしたがアーヴィン・フィッシャーホールが5夜連続で売り切れという大成功で、ニューヨーク・タイムズの批評でも絶賛されました。また同じくニューヨークのLe Poisson Rougeでビリー・ホリディ、ジャック・ブレル、セロニアス・モンク。クルト・ヴァイル等のポピュラーミュージックに対する私自身の共感を表したThe Song Projectの企画もとても好評でした。

56月に取り組んだハンブルク・フィルハーモニー管弦楽団との初共演でも、ヴァイマールで開催されたフランツ・リスト年公式記念祝典でも、私の新しいプログラム「Liszt Inspections(リストと現代音楽)」及び「リストとバッハ」も高く評価されました。



現在、私はブレゲンツ(オーストリア最西部の都市)にいて81日には祝祭大劇場でウィーン交響楽団(指揮:キリル・ペトレンコ)と共演します。翌82日から6日間市内のK12ギャラリーで、昨年に引き続き『NOWHERE』に挑戦します。昨年ご覧になった方もいらっしゃるでしょうが、ブレゲンツの目抜き通りの一室に、私は1週間こもって朝10時から夜10時までピアノを引き続けます。食事も睡眠も全てこの部屋で済ませ、ひたすらピアノと過ごします。ピアニストにとってそれは本質的な時間の過ごし方ですし、昨年の1週間は私にとって最高にPUREで喜びに満ちた時間でした。これはライブでもインターネットで全世界に配信されますので、是非ご覧下さい。この企画を終えるとザルツブルクに移りザルツブルク音楽祭の正式プログラムとして14日にザルツブルク・モーツァルト音楽院大ホールでソロリサイタルをします。演奏曲目はシュトックハウゼン作品です。次に北欧のオスロ・ウルティマ現代音楽祭、9月に入ってスロヴェニアのマリブール音楽祭で3回のコンサート、続いてウィーン・コンツェルトハウスでの「Formentis Vorwort(フォルメンティの前書き)」と題した4回のコンサートでここでは曲目の解説を加えながら演奏します。またコンツェルトハウスではその後でウィーン現代音楽フェスティバルの演目として「夜想曲」のプログラムで4回の演奏会に出演します。以降9月から来年にかけてFestival d'Automne a Paris出演し1月にはLos Angeles Philharmonic Societyでベートーヴェン「ディアベリ変奏曲」を弾きます。これは私にとって初めての挑戦になります。

このように私のスケジュールは-この世から私がいなくならない限り-演奏会の予定で埋まっています。しかもこれらはあくまでも私のスケジュールの一部なのです。(2010年10~11月来日時撮影の写真上から:1.網焼きを食べる。松阪和田金にて。2.てんぷらを食べる。築地三ツ田。3.毛がにを食べる。旭川にて。4.銀ダラ定食を食べる。旭川グランドホテルにて。5.北区十条商店街にて。)

Marino_matsusaka Marino_tenpura Marino_kani Marino_washoku Marino_jujo

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