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2012年11月20日 (火)

ギュンター・ザイフェルト、64才。

Dscn1549 ギュンター・ザイフェルト(Günter Seifert)

1948年5月北オーストリアの美しい山村ヴァイヤーに生まれる。奨学金を得て1962年より1969年までザルツブルグ・モーツァルテウムを経てウィーン音楽大学に学ぶ。1972年より第一ヴァイオリン奏者としてウィーン・フィルハーモニー管弦楽団及びウィーン国立歌劇場管 弦楽団団員となる。1972年実弟エックハルトや盟友クドラックらと共にウィーン・ザイフェルト弦楽四重奏団を設立する。Dscn1557_2 ザイフェルトはイプス川に育まれた故郷ヴァイヤーの村をこよなく愛し、村はずれの小高い丘陵にあった400年以上昔に作られた農家を買い取り、10年以上かけてリニューアルしつつある。数年前にフレンドシップ・コンサートの仲間達とヴァイヤーに宿泊し、ムラの公民館で村民とともにザイフェルト弦楽四重奏団のコンサートを楽しんだ。Dscn1576 来年の8月でウィーン国立歌劇場(ウィーン・フィル)の定年を迎えるザイフェルトであるが、衰えない演奏能力やウィーン国立歌劇場への抜群の貢献度からして、かつてのクドラックのように定年延長(1年)となる可能性は大きい。

ウィーン・フィル前コンサートマスターのダニエル・ゲーデと。Dscn1586 ウィーン国立歌劇場の第1ヴァイオリンでは近々3名が定年退職を迎える。つまり3席の空席が出るというわけである。第2ヴァイオリンでは1名が退職する。若きヴァイオリン奏者にとっては願ってもないチャンスである。すでに本年6月にオーディションが行なわれ約30名の奏者が挑戦したが、該当者なしという結果であった。次のオーディションは来月12月20日に開かれるそうだ。このオーディションにはわれらがラファエル・フリーダー(ウィーン・フィル、チェロ奏者)の長男クレメンツも参加する予定である。Dscn1589もしクレメンツ・フリーダーがオーディションを突破すれば、すでにピアニストとしてデビューを果たした次男のマクシミリアンとともに「フリーダー・トリオ」が実現する。

旧友の赤松医師と。

Dscn1615 1986年9月1日、偶然ウィーンの街角で私とザイフェルトが出会って以来、既に26年が過ぎウィーン・フィルも世代交代と共に、必然的に大きな転換点に立っている。伝統を強固に維持しつつ、時代に沿って変容していくことは決して簡単なことではない。Dscn1623

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