ウィーン・フィル、ニューイヤー・コンサート!
いよいよ今年もあと数時間、ウィーンの楽友協会では今夜(ジルベスター・コンサート)、そして明朝11時ニューイヤーコンサート(現地時間)と都合3回のウィーン・フィル特別コンサートが開催される。昨日夜にも同じプログラムでコンサートが行われている。今年の指揮者はウィーン国立歌劇場の音楽監督であるフランツ・ウェルザー=メスト。特にインターミッションで流されるビデオ等、事前に様々な準備が行われる。われらがギュンター・ザイフェルトもこのインターミッションのフィルムで活躍するそうだ。従ってクリスマス明けからの数日は出演メンバーは超多忙であった。この時期150人のウィーン・フィルメンバーは2つのグループに分かれ、その約三分の二がニューイヤーコンサートに、残りが国立歌劇場のこうもりに出演する。従って3年間で2度ニューイヤーコンサート、そして1度はこうもりということになる。また例年10名弱が完全に休むことができるが、これは10~15年に1度のこととなる。下は2012年のニューイヤー・コンサート、指揮はマリス・ヤンソンス。
12月31日の夜はほぼ同時刻に、楽友協会ではジルベスターコンサート(プログラムはニューイヤーコンサートと全く同一)、国立歌劇場ではこうもりが上演される。今年はニューイヤーをウェルザーメストが振り、こうもりはハンガリー生まれの名匠シュテファン・ショルテスが指揮する。下は昨年元旦に行われたウィーン国立歌劇場でのこうもり、指揮はフランツ・ウェルザー=メスト。
ウィーン国立歌劇場音楽総監督フランツ・ウェルザーメスト。オーストリア、リンツ生まれ、52歳。ドイツ語圏からこの地位についた指揮者はカラヤン以来である。
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