ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団を聴きました!
咲く18日サントリーホールでミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏会を聴きました。指揮は今年で84歳になるロリン・マゼール。ババリアが生んだ世界的自動車メーカーBMWがこのオーケストラのメインスポンサーのひとつということもあり、ホール前のカラヤンプラッツには新車が鎮座! 2011年ウィーン・ザイフェルト弦楽四重奏団に代わって来日し、圧倒的な名演を披露したゲーデ弦楽四重奏団のヴァイオリニスト、シュテファン・フーヴァーの奥様エルケ・フーヴァーさんがこの楽団のチェロ奏者です。
マゼールはさすがに足腰は弱ってきているようで、もはや指揮台で華麗に舞うような、かつての指揮振りは見ることができません。晩年のカラヤンやベームのように腰をかがめてゆったりとした動作。前半はワーグナーの序曲と前奏曲これで1時間ほど、20分の休憩を挟んでブルックナー交響曲第3番ニ短調、そしてアンコールに応えて再度ワーグナー作品で終演は21時35分。今日1日は日本で休んで明日からソウルで2公演そして中国に飛んで4泊で北京、上海などで4公演のハードスケジュール。
終演後は西麻布のイタリアンレストラン(カーザ・ヴィニタリア)で食事。3人の娘を育てているエルケさんはベルリン芸術大学ではダニエル・ゲーデの同級生だったそうです。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
最近のコメント