ウィーン・フィル+ティーレマン来日中!
11月4日(一部は5日)からウィーン・フィルがクリスティアン・ティーレマンと来日中です。ウィーンで10月の定期公演やグラーツでの演奏を終え、北京で3回のコンサートをして関西空港から入国、すでに大阪、名古屋でそれぞれ1公演を済ませ、現在東京に滞在中です。今回のプログラムはベートヴェンの交響曲全曲演奏で、別途ウィーン・フィルとは馴染みの深いピアニスト、ブッフビンダー(弾き振り)によるベートヴェンのコンチェルト・チクルスもあります。8日には交響曲1番、2番、3番を演奏し、今日10日は4番と5番です。今週はこの他ロイヤル・コンセルトヘボウ(指揮:マリス・ヤンソンス)やベルリン・フィル(指揮:サイモン・ラトル)と欧州3大オーケストラのそろい踏み!何とも豪勢な話です。今回のウィーン・フィル(現在の団員総数147名)は9番を演奏するので総勢100人程の来日、もちろん サブスティチュートも参加しています。東日本大震災の2011年秋には6割の団員が来日しなかったのですが、2年を経過した今年はずいぶん抵抗も少なくなったようです。女性団員は今回2名が来日、ウィーン楽友協会合唱団も参加しています。
早速、旧友ギュンター・ザイフェルトと再開(といっても3週間ぶりですが・・・)、本人は「これが現役最後の日本ツアーだ・・・」と言っていましたが「アツ!来年のドゥダメル+ウィーン・フィルにも来るよ!」と意気盛んです。そういえばティーレマンは一度ギュンターの自宅を訪問して彼の手製のクヌードゥルを食べたことがありました。ギュンターはクヌードゥル作りの名人(本人の弁)で、TVの料理番組でその腕前を披露したこともあります。
チェロ奏者のエジソン・パシュコと。おそらくウィーン・フィル唯一のアルバニア出身の団員。ウィーン・フィルは17日まで東京で公演し、いったんウィーンに戻り、翌日モスクワに飛び、やはりベートーヴェンの交響曲全曲を演奏し24日にウィーンに戻ります。
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