ゲーデ、ベルリン・バロック・ゾリステンの音楽監督に就任！

ダニエル・ゲーデが来日しました！ベルリン・バロック・ゾリステンの一員として、大阪、東京、福島、札幌で演奏し、北京、ソウルを回って帰国します。ベルリン・バロック・ゾリステンはベルリン・フィルのコンサートマスターを務めた名ヴァイオリニスト、ライナー・クスマウルが、ベルリン・フィルの首席奏者達と1995年に創設した世界最高の古楽アンサンブルで、ダニエル・ゲーデはメンバー達に切望されてクスマウルを継ぐ「音楽監督」に就任したのです。6日サントリー大ホールで行われたコンサートはほぼ満席で、神尾真由子（2007年チャイコフスキー国際コンクール優勝者）とジョナサン・ケリー（ベルリン・フィル首席オーボエ奏者）とベルリン・バロック・ゾリステンの名演を楽しみました。名手たちとの競演に舞台上のゲーデも熱演ながら幸福そうに演奏し、大ホールにゲーデ独特の柔らかな美音が響きました。素晴らしい演奏会でした！演奏会終了後のサイン会にも長蛇の列ができていました。一番手前がゲーデです。終演後はゲーデが最も好きな山王の「鮨処大川」（03-3777-0044）へ出かけました。圧巻のトロからスタートです！大川自身がさんがお飾り用に作った伊勢海老を嬉しそうに持つゲーデ。ウニもゲーデの大好物です！たいら貝の海苔巻きも大好きです！ヤリイカを盛り付ける大川さん。子持ちのヤリイカにゲソをつめて煮た逸品！ねた箱！！！ごちそうさまでした！

ホーネック指揮の名古屋フィルを聴きました！

１月３１日から名古屋に２泊しました。しらかわホールで創立５０周年を迎える名古屋フィルハーモニー交響楽団の演奏会を聴きました。伏見のしらかわ公演近くにあるしらかわホールは定員７００名の美しい響きを持ったホールで、以前フレンドシップ・コンサート名古屋の演奏会をしたこともあります。旧知のライナー・ホーネック（ウィーン・フィル、コンサートマスター）が指揮・ヴァイオリンを担当することもあり、楽しみにしていました。ホーネックは２００２年から名古屋フィルの首席客演コンサートマスターを務めています。６００人程の聴衆がマチネーを楽しみます。プログラムはオール・ハイドンで交響曲第９８番、ヴァイオリン、チェロ、オーボエとファゴットのための協奏交響曲変ロ長調、そして交響曲「ロンドン」でした。チェロの鈴木秀美氏は、バロックチェロの名手で、古く１９８０年代にシャンソン歌手、コラ・ヴォケールと草月ホールで共演し、その素晴らしい演奏は今でも脳裏に焼きついています。楽しい演奏会でした。