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2020年3月25日 (水)

3月25日ダニエル・ゲーデから皆様へ・・・

3月25日ドイツ、ニュルンベルク近郊に住むヴァイオリン奏者ダニエル・ゲーデから日本の友人の皆様にメッセージが届きました。

下の写真(左)は本年2月28日東日本大震災被災地応援ツアーを中止し東京に向かう直前のダニエル・ゲーデ、スイシュー・ゲーデ夫人、次男フローリアン・ゲーデ。写真(右)は同日成田空港駅に向かう成田エクスプレス車中にて・・・

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親愛なる日本の友人の皆様へ

いつも私たちを温かく応援頂きありがとうございます!

皆様に私たち家族のこの10日間をお知らせしたいと思います。私たちは2月24日に日本に到着し米沢市、大船渡市、釜石市で演奏した後、2月29日に東日本大震災被災地応援ツアーを中止し帰国しました。私自身は生徒たちにレッスンを続け、3月14日に妻と2人の息子とともにスペイン領カナリア諸島のテネリフェ島に飛びました。昨年から楽しみにしていた2週間余のバカンスでしたし、当時のドイツの状況とテネリフェ島の安全さを考慮して南の島に行ったのです。

翌日15日にスペイン政府が「外出禁止令」をスペイン全土に適用したため、食料を入手するか医師を訪問する以外はホテルを出ることができなくなりました。16日にはホテル内のプールが閉鎖され、私たちは各自の部屋に留まるよう指示されました。

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それでも私たちは広いバルコニーのついた快適な部屋で、美しい海を眺め太陽の光を浴び、食事のために出歩くこともできました。

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私達は旅行代理店の尽力で3月18日には故国ドイツに戻ることができました。ドイツの状況は悪化の一途をたどっていて、政府は「外出禁止令」の適用を考慮していました。3月21日バイエルン州政府が「外出禁止令」を発令し、以来私たちは外出する場合は「単独」か「家族」のみとし、家族や他人との距離を最低でも1.5mを保持するよう求められています。議会でも議員たちが隣との距離を開けて座っています。

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すべてのレストランやお店は閉鎖されていて学校も大学も閉校しています。国内外の空の便(航空機路線)もほぼなくなってしまいました。私たちは現在のドイツの感染者増加のスピードが遅くなることを願っていますが、同時に来週には津波のような感染者の波が各地の病院に殺到するとも予測しています。ドイツでも医師の使用するマスクが不足しています。いまや多くの別業種の会社がマスク生産に乗り出しています。

家族については私の両親も妻も二人の息子も元気です。両親は高齢ですし、持病もありますので心配しています。内科医師でもある兄のトーマス・ゲーデは、ハンブルク郊外の診療所で患者のために連日奮闘しています。トーマスが近所に住み両親を頻繁に訪問し彼らの健康状態に目を配っています。弟のセバスティアン・ゲーデもNDRエルプ・フィルハーモニー管弦楽団が休んでいるので、ハンブルクの自宅で家族水入らずで元気に暮らしています。

私には今現実に起きていることの全てが「本当のこと」とは思えません・・・忍耐強くこの状況を耐え、事態が好転するのを待ちましょう。

フレンドシップ・コンサートの友人の皆様、日本中の友人の皆様、どうかお元気でお過ごし下さい。

心を込めて・・・ダニエル・ゲーデ

 

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