ハンブルクのセバスティアン・ゲーデから便りが来ました!
今年9月下旬に来日する予定のゲーデ弦楽四重奏団のメンバー、セバスティアン・ゲーデ(エルプ・フィルハーモニー管弦楽団及びバイロイト祝祭管弦楽団チェロ奏者)から日本の皆さんに便りが寄せられました。
ー日本の友人の皆様お元気でお過ごしでしょうか?
私、セバスティアン・ゲーデは妻のヨハナと共に元気で過ごしています。妻と経営していましたニーンドルフの「海辺のレストラン」を2月末に売却しました。子供たちや家庭のためにもっと時間を割きたいと考えたからです。その直後に今回の新型コロナウィルス事件が勃発しましたので、とてもタイミングが良かったと思います。現在であればレストランはすべて閉鎖ですから売却が困難であったでしょう。ただ私どものレストランはウィルスによる損害も補償する保険に加入していましたので、新たなオーナーはその保証を受けることができ、大きな損害は被らないで済みます。
ハンブルク郊外で暮らしている父のディートリッヒと母のヘルガも元気ですが、それぞれ持病を持っていますので外出を控え、食料品等はボランティアに運んでもらっています。午後二人で散歩に出ますが他の人とは近づかないように忠告されています。もちろん内科医をしている兄のトーマスが彼らの健康管理をしています。私たちのエルプ・フィルハーモニー管弦楽団は全コンサートをキャンセルしていますし、夏のバイロイト音楽祭も中止が決定されました。リハーサル時間をとれないことが原因です。ただCD録音などが控えていて忙しい毎日を送っています。
東京でもCOVID-19の感染が広がっているようですが、私たちから見れば日本はよくコントロールされていると思います。日本の皆さんは私達ヨーロッパ人と異なり、ちゃんと規則を守るからなのでしょう!
どうか皆さんもお元気で、この秋日本でお会いしましょう!
ハンブルクのエルプ・シンフォニーで母親のヘルガ・ゲーデと父親のディートリッヒ・ゲーデとともに・・・下は2月に売却したニーンドルフのレストラン。絶品!タイ風カリー・・・
トーマス、ダニエル、セバスティアンのゲーデ3兄弟(セバスティアンの自宅で)
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