2021年11月
2021年11月15日 (月)
2021年11月12日 (金)
11月12日ウィーン・フィルのラファエル・フリーダーとハラルド・クリュンペックに会ってきました!
昨日で10日間の「隔離待機」が終了した来日中のウィーン・フィルハーモニー管弦楽団団員、ラファエル・フリーダー(チェロ)、とハラルド・クリュンペック(ヴァイオリン)に会ってきました。ラファエル・フリーダーとは1991年12月に彼を(ウィーン・ザイフェルト弦楽四重奏団の一員)招聘して以来の付き合いですから、ほぼ正味30年間・・・
ハラルド・クリュンペックとは、かれこれ20年間でしょうか・・・
ホテルオークラ本館に宿泊中の彼らは厳密にレギュレーションを守り、昨日迄は専用機(ANA)で来日し専用車で移動し新幹線も車両を借り切って、食事も一般の人とから隔離された環境で取り、夕食はお弁当か、ホールでのビュッフェといった生活をしてきました・・・今日だけがFREE DAYでしたがオープンエアーで人と会いタクシーや地下鉄には乗らず、明日は韓国に向かいます。そこで4公演をし、キャンセルされた中国公演を埋めるためエジプト(カイロ)で2公演し帰国します。カイロでは休日が設けられピラミッド訪問やナイル川クルーズ(ディナー付き)も用意されているそうです。
ただ、帰国するオーストリアは感染再拡大で状況が最悪に近づいています・・・
ミラン・シェテナ(ヴァイオリン)にも会いました・・・プラハ生まれのチェコ人で、やはり30年近い友人です。
ドイツやオーストリアでは(ウィーン・フィルでも同じですが・・・)30%くらいの人々がワクチン接種を好まず、感染再拡大を招いている、とのことです。
今夜はサントリーホールでの演奏会に先立ち、「小澤征爾」さんが会場を訪れるそうで、団員は早めに会場入りします。
(クリュンペックよりのメール)
小澤征爾さんとの再会はとても感動的でした。私たちは彼のためにモーツァルトKV136の第2楽章を弾き、
管楽器セクションはR. シュトラウスPhilharmonikerーFanfareを演奏しました。
2021年11月 8日 (月)
11月8日 ウィーン・フィルの無料公開リハーサルに行ってきました。(サントリーホール)
サントリーホール大ホールで行われたウィーン・フィルの無料公開リハーサル(指揮:リッカルド・ムーティ)に行ってきました。11月1日の来日以来バブル方式のQUARANTINEが適用されていて、メンバーと会うことができません。彼らは13日に韓国を訪問し、その後エジプトで公演し22日にウィーンへ帰ります。
自主独立団体であるウィーン・フィルにとって、新型コロナウィルスの蔓延は深刻な財政的影響を与えています。演奏会収入がそのまま団員の収入に直接響くからです。公的な補助がしっかりしているドイツのオーケストラとは大きく異なります。
公開リハーサルは全員私服で気楽な雰囲気で始まりました。ムーティが現れ愛想よく聴衆に日本語で挨拶し「シューベルト交響曲第4番ハ短調・悲劇的」が通しで演奏されました。
次にメンデルスゾーン「イタリア」ですが、これはリピートは省略し要所要所のみの演奏で、全体で1時間弱のリハーサルでした。ウィーンでのリハーサルとは異なり、やはり旅先の感じがしました。
2021年11月 7日 (日)
11月7日朝(日本時間)メランデ・ピアノ三重奏団は無事元気で自宅に戻りました!
昨日15時40分(日本時間)にルフトハンザ717便(ANA共同運航便)で日本(羽田国際空港)を離れたメランデ・ピアノ三重奏団は、20時4分(日本時間:7日午前6時4分)にフランクフルト国際空港に到着しました。その後ダニエル・ゲーデ、スイシュー・ゲーデ夫妻はミュンヘン国際空港へ、セバスティアン・ゲーデはハンブルク国際空港へ乗り継ぎ、元気でそれぞれ自宅に戻りました。
下は新しくなった羽田空港のANAビジネスラウンジ・・・右下の写真のコート(緑色)は横浜元町商店街でダニエル・ゲーデがスイシュー夫人にプレゼントしたもの。
羽田国際空港では相変わらずの国際線の「フライトキャンセル」の(表示板右の黄色文字)の多さに驚いたそうです。
ANAラウンジで「Côte d'Or(コートドール)」というワインを見つけて、11月4日に楽しんだ三田のフレンチレストラン「コートドール」を想い出したそうです。
2021年NPO法人フレンドシップ・コンサートによる「メランデ・ピアノ三重奏団日本ツアー2021」は無事終了致しました。不可能かと思われました今回のツアーを可能とすべく、ご助力いただきました多くに皆様に深く感謝申し上げます。ありがとうございました。
「京王プラザホテル」「ウェスティンホテル仙台」「京王プラザホテル札幌」「公益財団法人青梅佐藤財団」「ホテル、ニューグランド」「フレンドシップ・コンサート習志野」「どさんこ青少年オーケストラ協会」「ウィーン・フィルメンバーによる室内楽を楽しむ会」「鉄輪温泉湯治柳家」「宗教法人善教寺及び佐伯市の皆様」「足利市栗田美術館及び足利市の皆様」「なごやっ子スクールコンサート実行委員会及び名古屋市の皆様」「横浜中ロータリークラブ」「エイジレスグループ株式会社」「郵船クルーズ株式会社」「聖学院大学」「玉川大学学友会」「ラ・バルドッサ」「デマント・ジャパン株式会社」(順不同)
その他、多くの個人の皆様にご協力頂きました。謹んで厚く御礼申し上げます。
NPO法人フレンドシップ・コンサートでは2022年以下の日程で日本ツアーを開催致します。
招聘団体:ウィーン・ピアノ五重奏団
マクシミリアン・フリーダー(ピアノ)
ダニエル・ゲーデ(ヴァイオリン)
クレメンツ・フリーダー(ヴァイオリン)
セバスティアン・エイブ(ヴィオラ)
グスタフ・リヴィニウス(チェロ)
招聘期間:2022年10月6日(木)~11月10日(木)
マクシミリアン・フリーダー、ダニエル・ゲーデ
クレメンツ・フリーダー、グスタフ・リヴィニウス
セバスティアン・エイブ(新メンバー)チーリッヒ歌劇場首席ヴィオラ奏者及びバイロイト祝祭管弦楽団団員
2021年11月 6日 (土)
11月6日15時55分羽田発のLH717便でメランデ・ピアノ三重奏団は帰国します。
メランデ・ピアノ三重奏団の3名は、去る9月12日に自宅を離れミュンヘン空港近くに1泊し、翌3日のルフトハンザ便でドイツを発ち、14日に羽田国際空港に到着しました。以来53泊54日の日本滞在でした。出迎えの西川運転手と記念撮影・・・この次の日(15日)から28日まで「京王プラザホテルの自室内で待機」という音楽家にとって厳しい日々でした。
チェックイン(9月14日)
9月14日お昼頃、この写真を撮影しました。その後直ちに自室に入り、28日まで室内で「待機」状態でした。
巡った都市は以下の通りです。
東京都新宿区(京王プラザホテル)、千葉県習志野市、宮城県仙台市、宮城県松島市(散策)、東京都羽村市、秋田県大館市、北海道札幌市、大分県別府市(3泊4日温泉入湯とリハーサル)、大分県佐伯市、栃木県足利市、愛知県名古屋市、三重県松阪市(和田金食事)、神奈川県横浜市、神奈川県鎌倉市(散策)、飛鳥Ⅱ船上、東京都渋谷区、東京都中央区、東京都港区(東海亭及びコートドール食事)、東京都大田区(鮨処大川食事)
本日6日の15時55分羽田国際空港発LH717便で帰国します。各自宅に到着するのは明日7日7時頃(日本時間)と思われます。
12時に京王プラザホテルを出発し、羽田国際空港第3ターミナルに向かいました!
「ありがとう!サヨナラ!!!メランデ・ピアノ三重奏団」
私は14時頃京王プラザホテルをチェックアウトし、中野の自宅に戻りました。
住み慣れた・・・京王プラザホテル!!!本当にありがとうございました。
疲れからか数時間眠り、荻窪の本村庵本店に新そばを食べに出かけました。
鴨汁そばがきと海老芋、絶品!!!
蓮根餅蟹餡かけ・・・
圧巻、美味いぞ「天麩羅そば」!!!!!
いよいよ今年のツアー最後の演奏会「オーティコン・みみともコンサート」です!11月5日19時から銀座王子ホールで開催されました!
今年で8回目を迎える「オーティコン・みみともコンサート」が王子ホールで開催されました!昨年は配信だけの開催でしたが、今年は会場に約200名のお客様と、同時配信(アーカイブを含む)を行いましたので、スタッフはとても大変だったと思います。宿泊先の京王プラザホテルを15時10分の出発しました。
このコンサートは一般のそれとは少し異なり、聴覚に障害をお持ちの方々にも健常者と同じように、音楽を楽しんでもらおうという「オーティコン」独自の企画です。そのため磁気による骨伝導など、最新の技術が使用されています。「オーディコン」はデマント株式会社が製作する補聴器のブランド名で、デンマークに本社があり、世界でBEST3にはいる補聴器メーカーです。
バックステージで頑張る「要約筆記」のボランティアの皆さん!ものすごいスピードでキーボードを打ち、舞台上のモニターに音楽の情報や、挨拶等を文章にして映し出します。
今回は映像と音楽の同時配信が行われました。左下は映像スタッフ。舞台上には「要約筆記」された文章を映し出す大きなモニターが設置されています。また座席の前方部には磁気伝導装置も装備されて、骨伝導による音楽鑑賞を可能にしています。
板橋区の板垣加枝(医師)さんとお友達も参加されました。
木下聡デマント株式会社代表取締役社長と記念撮影・・・
メランデ・ピアノ三重奏団は明日6日午後発のルフトハンザ717便で帰国します。ダニエル(兄)がセバスティアン(弟)にルフトハンザ登場にあたっての書類送信を教えてもらっています。セバスティアンはコンピューターが得意です!
ツアー中に譜めくりをお願いした神崎真弓さんともしばらくお別れです!
終演後は大田区山王の「鮨処大川」に出かけました。セバスティアンのためにはローストビーフを、スイシュー夫人には焼き魚と煮魚を・・・ダニエルと私は絶品のお鮨を頂きました!
お嬢さんも含めて記念撮影・・・
とびきり美味しいもので、お腹一杯になりました!ありがとうございました!
2021年11月 5日 (金)
11月4日、今日はコンサートがありません。三田のコートドールに行きました!
今日はコンサートがないので、メンバーは終日のんびりしました。
明後日の帰国に備えて3人とも買い物などしたようです。私は昨夜前歯の装填物が外れてしまったので、急遽、中野区野方の落合歯科医院(落合聡院長)で治療してもらいました。
その後、三田のフランス料理店「コートドール」に出かけました。メンバーが心から愛するレストランです。2年ぶりの訪問です!下右は有名なオックステールの煮込み!
スフレも本当に美味しいです・・・斉須シェフと記念撮影!
南北線麻布十番駅の地下鉄広告で「自由学園明日館」の写真を見つけました!
明日は「オーティコンみみともコンサート」(王子ホール)です。今年のツアー最後を飾る演奏会です!
2021年11月 4日 (木)
11月3日(文化の日)第62回フレンドシップ・コンサートを開催しました。(銀座・王子ホール)
秋晴れの文化の日、銀座王子ホールで「第62回フレンドシップ・コンサート」を開催しました!右下は王子ホール楽屋口・・・
新型コロナ対策も万全です!
本番に先立ち演奏会に参加できないお客様向けに、数曲の録音録画が実施されました・・・右下は録画・録音編集担当のラロ・ガルガーノさん・・・
以前長らくフレンドシップ。コンサートの録音を担当されていた角さん(株式会社SIS)も参加されました。下写真向って左・・・右はご友人の万木(ゆるぎ)さん。
いつもながら圧倒的な演奏でした・・・「BESTだ!」という方もいらっしゃいました。
村山順吉自由学園理事長(スイシュー夫人横)も目を赤くしていらっしゃいました。聖学院小学校の小川さん(セバステォアン・ゲーデ横)も大感激でした。中央は赤松正根さん(フレンドシップ・コンサート習志野主催者)
フレンドシップ・コンサートのボランティアの皆さん・・・
11月2日六崎竜太郎さんの施術を受け、恵比寿のタンゴスタジオ「ラ・バルドッサ」で演奏しました。
朝10時から午後4時過ぎまで昼食をはさんで、「ゴッドハンド」として著名な六崎竜太郎(エイジレスホールディングス株式会社代表取締役会長)さんに、マッサージを施術して頂きました。まったくの「無償」で私を含め4名が疲れた筋肉をほぐしていただきました。先日施術を受けたスイシュー夫人の希望で、多忙な六崎さんが貴重な時間を割いて下さいました。
全員、身体や腰・肩・背中・足が軽くなり、すっかり元気になりました!そのうえ恵比寿まで送っていただきました!感謝・感謝です!!!
その後、恵比寿のタンゴスタジオ「ラ・バルドッサ」(主宰:棚田晃吉・典子夫妻)で演奏しました。
下はリハーサル風景・・・このあと満員の生徒の皆さんとメランデ・ピアノ三重奏団の美しい演奏と、棚田夫妻及び俊介・順子ペアのアルゼンチンタンゴ・ダンスを楽しみました。
終演後は近くのトラットリア「イル・ボッカローネ」で美味しいイタリア料理を楽しみました!
2021年11月 2日 (火)
10月27日~11月1日「飛鳥就航30周年記念クルーズ」に乗船し、演奏しました・・・
10月27日横浜港大桟橋より飛鳥Ⅱに乗船しました!待ちに待った「就航30周年記念クルーズ」です。昨年秋に企画されていましたが、新型コロナウィルスの蔓延のため、延期を余儀なくされていました!6泊7日のクルーズとして企画されましたが、現在3泊以上のクルーズは認められていないため、2泊3日のファーストクルーズと3泊4日のセカンドクルーズとに分けて実施されました。
大桟橋に27日朝接岸した飛鳥Ⅱ・・・
横浜ニューグランドホテルのスペシャルメニュー(朝食)、フレンチトースト・・・極めて美味です。
横浜でお世話になった六崎さん母子、横浜ニューグランドホテル青木総支配人など皆さんの見送りを受けました。
大桟橋のASUKAラウンジでPCR検査を受けます。エンタテナーとして一緒に乗船する歌手の伊東ゆかりさんやスタッフも一緒に検査を受けました。30秒間綿棒の先に唾液を含ませ、その後1時間余りで結果が出ました。伊東さんのスタッフを含め全員「陰性」でした!
乗船しました!広いバルコニーの付いた快適な部屋です。
17時汽笛と銅鑼の音に送られて横浜港を出港です!
早速今夜の演奏会に向けてパームコートでリハーサルを!
ダニエル・ゲーデの撮影です。
夜のコンサートは2ステージです・・・
飛鳥Ⅱ船内は新型コロナウィルス対策が徹底的にかつ完璧に行われています。
毎朝11Fのレストランで朝食・昼食をとりました。小腹が減った時もいつでも美味しいものを食べることができます。(写真は28日朝)
家族だけが席を共有できますが、他の人とはパーテーションで仕切られています。
飛鳥Ⅱは南下し伊豆七島を周遊します!御蔵島の虹、海面すれすれにできています!
早速、マリナーズクラブ(バー)でリハーサル・・・毎日ここをお借りしてリハーサルをします。
お世話いただいた中村さん(飛鳥Ⅱアシスタントディレクター)制服姿が格好良いです!
晴れ上がって素晴らしい航海日和です!
ダニエル・ゲーデが大好きな「海彦」のお鮨(ダニエル・ゲーデと丸岡は毎晩お鮨をたくさん頂きました)2018年の飛鳥Ⅱ「世界一周クルーズ」では、今回の3名でマルタ共和国バレッタからポルトガルのリスボンまで、9泊10日間乗船し演奏しました。その時ダニエル・ゲーデは11回「海彦」でお鮨を食べています。
ファーストクルーズを終えて10月29日に横浜港に帰港しました。
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