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2022年7月

2022年7月26日 (火)

訃報 ダニエル・ゲーデのご母堂ヘルガ・ゲーデさん(85歳)がご逝去なさいました。

7月24日、軽井沢音楽祭のため来日したヴァイオリニスト、ダニエル・ゲーデのご母堂ヘルガ・ゲーデ(Helga Gaede)さんが、25日早朝(現地時間)ハンブルクの病院でご逝去されました。享年85歳でした。ヘルガさんは先月6月4日に、ひ孫や孫そしてゲーデ3兄弟に囲まれて、夫のディートリッヒさんの86歳の誕生日を祝ったばかりでした。 

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ダニエル・ゲーデがドイツを出発したその夜、ヘルガさんは、夫のディートリッヒさんと暮らすハンブルクの住居で倒れ入院し、今朝帰らぬ人となりました。一時は日本での演奏会をキャンセルし帰国を考えたダニエル・ゲーデですが、ディートリッヒさんの強い勧めもあり明日からの軽井沢音楽祭に出演します。下の写真は2018年5月に、三男セバスティアン・ゲーデ(チェロ奏者・エルプ・フィルハーモニー管弦楽団団員・バイロイト祝祭管弦楽団団員)の所属するオーケストラの本拠地ハンブルクにある、エルプ・フィルハーモニーで撮った写真です。なお上の右の写真で、左列の黒いポロシャツを着ているのが長男のトーマス・ゲーデ(内科医・ヴィオラ奏者)です。

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深い愛情で結ばれた素晴らしいご夫婦でした・・・

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2022年7月22日 (金)

7月21日クレメンツ・フリーダーはバイロイト祝祭歌劇場でタンホイザーのドレスリハーサルに参加しました!

バイロイト音楽祭でバイロイト祝祭管弦楽団に所属しているクレメンツ・フリーダー(写真右)は、7月21日祝祭歌劇場で行われたタンホイザーのドレスリハーサルに参加しました。弟のマクシミリアン(写真中央)はウィーンで教鞭と練習に明け暮れています。父親のウィーン・フィル、チェロ奏者のラファエル(写真左)は明日からザルツブルク音楽祭に参加します。

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世界中からワーグナー愛好家が集まる祝祭歌劇場。(本日7月21日クレメンツ・フリーダー撮影)

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2022年7月21日 (木)

チェロ奏者グスタフ・リヴィニウスの夏休み・・・

グスタフ・リヴィニウス(HFMザールブリュッケン音楽大学教授・1990年チャイコフスキー国際コンクール優勝者)は今年10月5日から11月10日まで、ウィーン・ピアノ五重奏団のメンバーとして日本に滞在し各地で演奏会に出演します。

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8月に入ると約40日間自宅を離れ、ドイツ、オーストリア、スイスに接する避暑地ボーデン湖畔のラドルフツェルでマスタークラスを開催します。その後ドイツ最南端の保養地オーベルスドルフでコンサートを開きます。

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それから2週間は家族とイタリアでのんびり過ごし、リヴィエラの西端にある美しい海辺の街チェルヴォでさらに2週間のマスタークラスを開きます。

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2022年7月18日 (月)

アルゼンチン・タンゴの巨匠カルロス・リバローラ(ダンサー、振付家)さんに会いました!

巣鴨にあるタンゴスタジオ「Doble A」で、アルゼンチン・タンゴの巨匠カルロス・リバローラさんに会いました。70歳になる彼は、世界で最も有名なタンゴ・ダンサーであり振付家でもあります。主演ダンサーを務めたカルロス・サウラ監督の映画「TANGO」はアカデミー賞にノミネートされました。

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彼は大変な親日家で自分のことを「敏郎」と称しています。もちろん三船敏郎から拝借したようです。長引く経済の落ち込みから、主だった有名ダンサーはほとんど海外に出ていると、寂しそうに話していました。

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