9月10日~12日ウィーン・ピアノ五重奏団はウィーンに集まり、カイザーザール(Kaisersaal)で最終合宿をしました。
ウィーン・ピアノ五重奏団のメンバー、マクシミリアン・フリーダー(ピアノ)、ダニエル・ゲーデ(ヴァイオリン)、クレメンツ・フリーダー(ヴァイオリン)、セバスティアン・エイブ(ヴィオラ)、グスタフ・リヴィニウス(チェロ)の5名は9月10日から12日までウィーンに集まり、10月5日から始まる日本ツアーに向けて、3日間フルに長時間にわたる最終合宿をしました。場所はウィーン西駅の近くにあるピアノギャラリー「Kaisersaal」です。リヴィニウスはラファエル・フリーダーのチェロを借りて演奏しました。
ヴィオラのセバスティアン・エイブは私たちのツアーには初参加です。チューリッヒ歌劇場の首席ヴィオラで、チューリッヒから故郷のウィーンに帰省して参加しました。クレメンツ、マクシミリアンのフリーダー兄弟とは幼いころからの遊び仲間で、クレメンツ・フリーダーとセバスティアン・エイブはともにバイロイト祝祭管弦楽団の団員です。
下の写真は近くのマリアヒルファー通りのカフェでお茶をするウィーン・ピアノ五重奏団・・・リンクとウィーン西駅を結ぶこの通りは、2015年から快適な歩行者天国になりました。観光客よりは地元の人々の集まる通りで高級ブティックはありませんが、昔からの落ち着いた素敵な商店が残っています。
5名は10月5日と6日に来日し、7日から11月10日(帰国日)までの34日間、東京都内各地、埼玉県、千葉県、神奈川県(横浜市、鎌倉市等)、名古屋市、京都市、神戸市、伊丹市、宝塚市、仙台市、鹿角市、大館市、福岡市、別府市、佐伯市等で演奏します。
モーツァルトのピアノ四重奏曲を更に合わせる4名を残して、ダニエル・ゲーデは一足先にウィーン西駅からオーストリア、チェコの国境に近いパッサウを経由して自宅に戻ります。その前に1994年から2000年までスイシュー夫人と住んでいた、マリアヒルファー通り49番地の懐かしいアパートメントを訪れました。この7年間彼はウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターを務めていました。
マリアヒルファー通りの象徴であるマリアヒルファー教会・・・
ゲーデ夫妻が7年間住んでいたマリアヒルファー通49番地・・・
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