2月10日(金)故エックハルト・ザイフェル)ト(Prof. Eckhard Seifert) 氏の家族葬がウィーン(Mödling)で行われました。
葬儀にはマリオン夫人と4名のご子息(カロリーネ、シビレ、ラリッサ、ニコラス)、兄ギュンター、姉ウタさんと甥・姪らご親族、そして友人ら多くの関係者が参列しました。
ウィーン・フィルからはキュッヒル・クワルテットやウィーン・リング・アンサンブルでも、長年活動を共にしたライナー・キュッヒル(Prof. Rainer Küchl、前ウィーン・フィル、コンサートマスター )氏らが多数の方が参列し、団員有志が以下の楽曲を演奏しました。キュッヒル氏はザイフェルトの生まれ故郷ヴァイヤーの隣町、バイトフォーヘン・アンデア・イプスの生まれです。
バッハ G線上のアリア
モーツァルト クラリネット五重奏曲 ラルゲット
エルガー エニグマ変奏曲よりニムロッド
演奏者
(ヴァイオリン)
ギュンター・ザイフェルト
ライナー・キュッヒル
キャサリーナ・エンゲルブレヒト
キリル・コバンチェンコ
ドミニク・ヘルツベルク
ギュンター・ザイフェルト・ジュニア
(ヴィオラ)
ペーター・オクセンフォッハー
ロベルト・バウワーシュタッター
(チェロ)
ラファエル・フリーダー
フランツ・バルトロメイ
(クラリネット)
ヨハン・ヒンドゥラー
NPOフレンドシップ・コンサートのためのエックハルト・ザイフェルト氏・活動歴(日本ツアーのみ)
1994年10月 13公演(シャゲレル・トリオ・ウィーン)
1995年10~11月 10公演(ウィーン・ザイフェルト弦楽四重奏団)
1997年3月 12公演(ウィーン・ヴァイオリン四重奏団)
1999年 15公演(ウィーン・ザイフェルト弦楽四重奏団)
2000年 20公演(ウィーン・ザイフェルト弦楽四重奏団)
2003年 25公演(ウィーン・ザイフェルト弦楽四重奏団)
エックハルト・ザイフェルト氏は卓越したヴァイオリン奏者であり、教育者でもありました。そしてどのような時でも、常に微笑みを絶やさない穏やかな方でした。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。丸岡 努
向かって右からギュンター・ザイフェルト、エックハルト・ザイフェルト、ゲアハルト・イベラー、エドワルド・クドラック・・・現在は全員が退職者団員です。2003年来日ツアーの為、ウィーン楽友協会で撮影された宣材写真です。
オーストリア大統領ハインツ・フィッシャー氏とザイフェルト兄弟。
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